煙草をやめました。これまで、普通の煙草より6~8倍きつい外国産のものを好んで吸っていたのですが、パッタリとやめちゃいました。「さぁ、禁煙するぞー!」と意気込んだわけでもなく、イライラを我慢しつつやめたわけでもありません。ごく自然に、すんなりとやめたのです。
煙草をやめたら少し太りました。煙草をやめた人にはよくあることだと聞いていましたが、さすがにこりゃまずいなぁと思ってしまいました。そしたら、今度は食欲にセーブがかかるようになったのです。これまで、食べる時には大量に食べ、食べない時はとことん食べないという不規則きわまりない食生活を送っていました。そのため適量という感覚が麻痺していたようです。それが一変して、食べる適量がわかるようになりました。食べていると、体の中から「ここまでだよ」というリミッターが働くのです。しかしそれは、食べたいけれど我慢するという苦しさを伴うものではありません。「はい、おしまい、ごちそうさま」というあっさりしたものです。
ところで、今年の紅葉はとりわけ綺麗なんでしょうか?イチョウの黄色やカエデの赤がやたらと目に飛び込んでくるのです。同じカエデでも、朱色っぽいものあり、深紅のものあり、黒っぽい赤ありで、赤の多様性に驚いているところです。山を見ていると、無数の色がバランス良く配置されています。なので、外へ出ると、「すごい!」、「きれい!」を心の中で連発してしまうのです。もしかして、これも何らかの変化の表れなのかもしれません。
ブログでの共鳴に端を発し、周囲のことや地球のことを新たな視点で考え始めたことは「その1」に書きました。そして、内面的な変化(自分化)が起こった途端、煙草がまずくなったのです。さらに、食欲リミッターができました。地球のリズムを感じようと模索を始めたら、紅葉に対する反応も良くなりました。紅葉に対する反応については、視覚というより感受性の部分で変わったのかなぁと推測しているところです。
ささやかなことですが、センシブルライフが体質や内面の変化として表れ始めています。センシブル禁煙、センシブルダイエットは、痛みや苦しみを伴わないことが特徴ですね。