エコ・ワーク・キャンプ その1 「それでも集落は消える」
 レンジャーのスキルアップの意味も含め、9月に2泊3日の「エコ・ワーク・キャンプ」を行いました。最初のガイダンスで、自治会長さんがキャンプのねらいを説明しました。

「できるだけ物資は集落の中で調達し、ゴミを出さないことを心がけてほしい(エコ)。ただキャンプをして楽しんでもらってもいいですが、地元の人との接点づくりを心がけていただきたい。仕事を通して話題づくりができると思います(ワーク)。」

 なるほど、だから「エコ・ワーク・キャンプ」というわけです。

 キャンプ地は家が13軒で高齢化率の高い集落です。そこへ若者がどっと押し寄せてキャンプをするわけです。自治会長さんは、そんな状況を冷静にとらえてこう言いました。

「みなさんが来て多少の仕事をしてくれても、この集落が厳しいことに変わりはありません。それで限界集落でなくなったりすることはなく、やっぱり近い将来には消えるでしょう。ま、キャンプを通して答えをみつけるのではなく、限界集落の実態を知ってもらいたいと思います。」

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 キャンプの最初の作業は、我々が2泊3日を過ごす場所づくり。集落の中央を走る道路沿いにある草原を刈り払い、そこにテントを張ります。人数が多かったので草刈りは早く済みました。刈った草は集めて敷き詰め、寝る時のクッションがわりにします。

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 イスとテーブルを並べると、草原だったところが少しずつキャンプ地らしくなってきました。山から流れ出る水源から水を引いて台所をつくり、食事の準備を進めます。

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 夜になると、明かりに照らされたタープが映えます。夕食には集落の方々にも来ていただきました。昔の暮らしや集落の歴史などについての話をうかがいました。話が途切れることがなく夜が更けていきます。
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by senang | 2007-10-10 23:19 | 【3】プロジェクト
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