行きがかり上、焼き畑をしてしまいました
 昨日、山の木の整理を頼まれ、4人で作業へ行ってきました。現場に着いてみて愕然としました。木の幹や枝が小川を埋めていて、さながらビーバーのダムのようになっていたのです。川の流れも変わってしまっていて、これを除去するのは並大抵のことではないなぁと感じながら作業にかかりました。
 午前中から夕方前にかけて、川を塞いでいる木の幹や枝を取り除き、川の底に堆積した葉を拾い、水の流れを良くしました。そうしているうちにチョロチョロと水音が聞こえるせせらぎが復活し、よどんでいた水が流れ始めました。川に魚も戻ってきています。炎天下で作業をしていた疲れが一気に吹き飛びました。

 その後、畑(現況は耕作放棄地)の中に捨てられている杉の木を除去する作業に取りかかりました。全力で2時間はかかるな・・・と思っていたところ、畑の所有者であり作業の依頼主が一言。

「・・・燃やすか」

 その言葉に意気揚々と火をつけました。杉の乾燥した葉はよく燃えます。葉がたくさんついた枝にライターを近づけると、ジリジリジリジリ・・・と焦げる音を出しながら、枝はあっと言う間に火だるまになります。安全のため、枝葉を少しずつ集めて分散させて燃やすことにしましたが、僕が不用意に火を投げたところに枯れた枝葉がたくさんあったのです。火は一気に燃え広がり、畑は一面火の海となってしまいました。

e0052074_16401678.jpg

 延焼を防ぐため、慌てて周囲の燃えるもの(枝葉)を片づけます。でも、熱くて炎に近寄ることができません。すぐに煙が天高くもうもうと立ち上り、向こうが見えなくなってきました。一緒に作業していた人が炎の向こう側にいたので、声で安否を確認します。結局、畑の大部分を焼いて延焼は止まりました。そして、2時間はかかると思っていた作業が一瞬で終わってしまいました。

e0052074_1711369.jpg


 焼けてしまった畑を見ながら、依頼主が言いました。

「ここへソバを撒いたらよく育つかね。それならそれで話を進めるから、あんたらはソバを使ってイベントでもしたらいいよ。」

 この荒涼とした畑がどうなっていくのか、ソバの種でも撒いて観察していきたいと思います。

 意図していたわけではありませんが、ひょんなことから焼き畑+粗放的農業をすることになりました。別のところでの話になりますが、近々大量の耕作放棄地で焼き畑をしてエネルギーファームにしようと考えていたので、ちょうど良い練習になりました。次からは安全を確保して慌てることなく作業したいと思います。

e0052074_1723320.jpg

[PR]
by senang | 2007-06-04 16:58 | 【2】DIYな暮らし
<< 15平方kmの「自給圏域」 檜風呂 >>