カメムシ考
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 わが家の周辺で最も数が多く、どこにでもいる生物はカメムシかもしれません。家の周辺だけではなく、家の中にもたくさん出没します。
 ご存じのとおり、カメムシは強烈な異臭を放ちます。臭いが凄いだけではなく下手をすると外傷を負うこともあり、これはもう毒物と言っても過言ではありません。
 去年、カメムシが下着に潜んでいることを知らずに身につけてしまったことがあります。その時、驚いたカメムシが徹底抗戦を挑んできたため、直撃を受けた箇所(皮膚)に甚大な被害が出てしまいました。激しい痛みが2日くらい続き、痛みは治まった後も皮膚がやけどのように赤く焼けて何日も跡が残ったことがあります。

 そんな因縁もあり、個人的にはカメムシという生物の存在を警戒しつつも、体内に凶器を仕込んでいるメカニズムに興味が湧きました。そこで、意を決してカメムシをつぶさに観察することにしました。

 まずは異臭。聞くところによると、自分で放った異臭のために死に至る個体もあるとか。天敵から身を守るためとはいえ、なぜそこまで過激な武器を身につけなければならなかったのか?
 次に色と形。家の内外にいる種類は地味な茶色で、ホームベースのような形をしています。壁や床に張り付いている角張った影や、カサコソとうごめいている姿を見かけると、反射的に警戒態勢を取ってしまいます。
 そこまで脅威を与える存在はどんな素顔をしているのか気になり、まじまじとのぞき込みました。ホームベースの上部に顔が突き出ており、顔の両側付け根に目が張り出しています。この目には世界がどのように映っているのでしょうか。機械的で非情な顔だなぁと感じたのは偏見でしょうか。
 そういえば、カメムシの幼虫や卵を見たことがありません。あれだけ大量に1年中いるわけですから、身近なところに卵や幼いカメムシがいると考えた方が妥当でしょう。または、見たことがあってもそれとは気づかずに過ごしてきたのでしょうか。

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 それにしても、カメムシに限らず昆虫はメカニックなつくりをしていますね。
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by senang | 2007-05-16 11:55 | 【2】環境との対話
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