農家とカエルの関係から「生物との共生」を考える
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 田植えのシーズンが始まり、家の前の田んぼにも水が張られました。大家さんの所有地であるこの田んぼは、自給生活をするために借りて米をつくりたかったのですが、フルタイムで働いている身では十分な作業ができません。それで、現在は大家さんの親戚筋の方が耕作しています。

 田んぼに水が入った途端、カエル達がアクティブになりました。毎晩とんでもなく鳴いています。夕方くらいから鳴き始め、8~10時頃がピーク。日付が替わる頃にはだいぶ落ち着き、2~3時には「ケロ・・・」「ケケロ・・・」という呟きが聞こえるくらいです。
 どんなカエルがいるのかを聞き分けてみようと思いましたが、カエルの鳴き声に詳しいわけではありません。それでも、4種類の鳴き声があることまでわかりました。

 大合唱のしばらく後、産卵をして大量のオタマジャクシが孵ることでしょう。田んぼはカエルの繁殖にとってなくてはならない場所です。
 人間が田んぼを拓く前からカエルはいたと思います。田んぼも水路もない頃は、谷川沿いに細々と生息していたのか、または大きな沼地のみに集中していたのかはわかりません。いずれにしても、人間がやってくる前と後では、カエルのライフスタイルが様変わりしていることは確実です。

 このような人間と生物の関係は、共生と言えるのかもしれません。カエルには気の毒ですが、田んぼで大量発生が可能となったことで、ヘビやサギなども安定して生存できるようになったと思います。
 人間によって生息域が狭められた生物もいれば、人間の営みによって暮らすことができている生物もいます。人間は他の生物の役に立ちながら、環境を持続させる営みを行ってほしいと感じます。
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by senang | 2007-04-15 09:34 | 【2】環境との対話
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