家のそばに火葬場があります
 わが家の前後500mに人家がありません。最寄りの建物は、尾根を1つ越えたところにある火葬場で、裏山を歩いて抜けたところにあります。
 息子が、わが家のすぐそばに火葬場があることを知った時、とても怖がっていました。僕も幼少の頃であれば同じような印象を持ったでしょうし、火葬場が家のすぐそばにあることがずっと頭から離れない日々を送っていたのではないかと思います。

 息子が「え~、怖い!」と言った後、僕はこのように言ったことを思い出しました。
  ↓
 「人間は誰でもいずれ死ぬんだから、最後はあそこへ行くんだよ。」
 「火葬場は人が自然に帰るために煙と灰になるところだよ。」
 「だから、本当は怖いところじゃないんだよ。」

 息子は、「ふぅ~ん」と言ったきり、その後は特に突っ込んできませんでした。

 死は、今を生きている者にとって非現実の世界とも言えます。火葬場は、生と死の間を感じるものとして目に見える場所です。だから怖いという感覚を持つのかもしれません。
 自然や環境との「共生」という言葉があります。同時に、「共死」についても考えていくことが必要だなぁと思いました。
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by senang | 2007-02-23 11:26 | 【2】環境との対話
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