ビンボーさんなの!?
 先日、とある友人の家へ久々に電話をかけました。話の流れで、現在の暮らしぶりを話すことになりました。薪ストーブで暖を取り、薪で風呂を焚く生活について紹介させていただきました。その会話をそばで聞いていた友人の娘さんが一言。

 「ビンボーさんなの!?」

 また、年末に帰省した時、一家で友人の家へ遊びに行きました。今どんな生活をしているのかという会話に花が咲き、同様に説明をしました。さらに、本格的な寒さが来る前に防寒対策もしなければということも話しました。それを聞いた友人夫婦が、あんぐりと口を開けて言いました。

 「あんたら銭金生活やね」

 自給的生活(現在はエネルギーの自給)に対する世間の受け止め方や価値観とは、概してそんなものなんだなぁと感じました。ただし、それはある程度実感していました。

 実は、不便な暮らしをするために設備投資や改築のためのお金がかかっています。薪を集めたり焚いたりする手間も時間もかかっています。それはともかくとして、「自給生活=お金がかからない生活=貧乏」という構図が成り立っているということを感じて、誰の(何の)影響なのかなと考えてしまいました。ほとんどテレビを見ないのでよくわかりませんが・・・。

 余談ですが、以前に「銭金」の制作会社から、ビンボーさんや自然の中で生活している人がいたら紹介してくれないかというメールをいただいたことがあります。その時、「該当する人はこの町にいません」と返信いたしました。まさか、後々自分がそう表現されるとは思ってもみなかったです。

 ところで、「自給生活=お金がかからない生活=貧乏」という図式があるのなら、その対極として「消費生活=お金がかかる生活=豊か」なのでしょうか?日本の消費は、見せかけの一時的な経済格差に基づいて成り立っているものだと思います。お金をものさしとした現代の豊かさや貧しさの価値観は、そう長く続かないということを認識する必要があると感じています。
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by senang | 2007-01-04 09:28 | 【2】自給について
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