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18立方メートル/36本
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 燃料がなくなり、底が見えてきました。これは風呂焚き用の薪小屋の写真ですが、現在はこのようなものも燃やしています。家を解体して出た建築材、たんす、その他木材なら何でもという勢いです。とは言っても僕が泣く泣く家財道具を壊したのではなく、前の主が用意していたものです。先般は知り合いの木工所に、余った材料を分けてほしいと伝えてきました。

 ところで、今の生活はエネルギーの大半が木材です。燃料の枯渇に伴い、どれだけの木材が必要なのかを算出してみました。ストーブと風呂のために、1日でおおよそ中くらいの段ボール2つ分の体積が必要です(ほとんどがストーブ用)。これを元に、年間の消費エネルギー(木材換算)を割り出します。当面はストーブを使う冬シーズンに限って計算してみました。

 1日あたりの消費量 30cm×30cm×50cm×2箱=0.09立方メートル
  (これに風呂用の薪を加えて約0.1立方メートルとする)

 必要日数 30日×6ヶ月(11~4月)=180日

 冬期に必要な木材の量 0.1立方メートル×180日=18立方メートル

 18立方メートルということは、幅6m×奥行き3m×高さ2mの薪小屋が必要ということになります。想定よりかなり巨大です。少しつくりかけたものは8立方メートルしかありませんので、大幅な設計変更が必要となりました。幸い、土地はたくさんありますので、大家さんの許可をもらって、雪が溶けたらつくろうかなと考えているところです。

 さらに、机上論になりますが、必要な森林資源について算定してみました。

 単木あたりの立木材積(25年生ヒノキの場合) 約0.6立方メートル

 枝葉を除く使用可能な材積 約0.5立方メートル

 年間に必要な本数 18立方メートル÷0.5立方メートル=36本

 これを元に、必要な森林面積も割り出せそうです。その土地の状況によるので一概には言えませんが、面積あたりの立木本数を調べて算出してみたいと思います。
by senang | 2006-12-03 09:05 | 【2】エネルギー
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