闇の中でうごめく者たち
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 我が家の周辺に人家はなく、外灯など人工の明かりもありません。家の照明を消すと、あたりは真っ暗になります。しかし実際には、“暗黒”という状況になったことがありません。どんな時でも、空はうっすらと色がついています。大抵が黒と濃い紺色の間のような色です。月夜は月明かりで向かいの山の稜線がくっきり見えますし、晴れていれば無数の星がまたたいています。曇っていても、遠くの明かりがうすらぼんやりと見えます。
 それでも、「あぁ、これが闇なんだなぁ」などと実感するので、しばし真っ暗な世界に身を置いて感知するものを楽しむのも一興です。闇の中でじーっとしていると、何者かの気配を感じることができます。最近は寒くなったためか、以前よりは気配が弱くなりましたが、先月の末頃までは何かをビンビンと感じることができました。
 代表的なのは、季節外れに弱々しく鳴く昆虫達(今はもう鳴きません)、家の真下の草むらをかき分けて何かが進む音(きっとタヌキだと思います)、裏山で鳴くフクロウ、などなど。闇の中はかなり賑やかであることに驚きながら、その相手が見えないという状況に対して、本能的に不安を感じたりもします。
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by senang | 2006-11-28 00:09 | 【2】環境との対話
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