薪ストーブが本格的に稼働を始め、消費する薪が想定より多いことに驚いています。このままだと、冬を乗り切ることができないのは明白です。現在のストックのざっと3倍を確保しなければならないと考えていましたが、少なくとも5倍は必要だというように軌道修正をいたしました。1シーズンで6立方メートルくらいが必要なのかもしれません。
風呂の釜場の横に薪小屋があり、そこに前の主が使っていた薪が残っています(写真)。中にはコナラの良質な薪もあり、現在は薪ストーブの燃料としてそれを使わせていただいているところです。しかし、この薪は風呂釜のサイズに合わせて整えてあり、細いためにストーブ用にはかなり貧弱なのです。さらに、これだけの量があっても1週間ともたないかもしれません。
そうなると、他から薪を入手するしかないということで、現在は急ピッチで薪獲得大作戦を展開しています。おかげさまで何人かの方からお話をいただき、すぐに使えるものや立木のものなどを譲っていただける運びとなりました。それでも、必要量には至らないかもしれませんし、今年すぐに使えるとは限りません。
「間伐 山の手入れと燃料生産」でも書いたように、木を伐って燃料として使えるようになるまで1年を要します。転居と薪ストーブの導入を決めたのは今年の秋にさしかかってからですので、当然ながら燃料の準備はできていません。準備不足以前に、準備すらしていなかったという状況です。
これを機会に学ぶところも多かったので、来シーズンへ向けて、雪解けから秋までの間にコツコツと薪をストックしようと思います。