ナチュラル 本来のリズムを取り戻す時
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 茶、深紅、赤、オレンジ、黄色、黄緑色、緑色。1年で最も山がカラフルな季節になりました。

 ご存じのとおり、紅葉は気温差で色合いが決まります。気温がある一定の温度より低くならなければ紅葉しません。また、じっくりと気温が下がるのではなく、急激に寒くなると色合いが美しくなります。今年は、11月初旬に-3度まで冷え込んだ日があったため、色のメリハリやコントラストが美しいのではないかと考えています。
 新緑の頃は命が大地から溢れてくる様を感じられますし、若葉の例えようのない緑色に目を奪われます。そして、その葉が役目を終えて木々が冬支度を始める今の時期も、自然のダイナミックさを感じます。そんな春と秋は、命の動きを目や耳や匂いを通して感じることができるので大好きです。

 かつての日本人は、このような命の躍動を当たり前のように感じ、そのリズムの中で生きていたのだと思います。季節の移り変わりに合わせて、生活や生業を組み立ててきたのだと思います。
 日本人が、“季節感のない生活”=“自然から離れた(切り離された)生活”=“不自然な生活”を送るようになったのは、せいぜい50年くらい前からです。当然のことですが、それ以前の数百年あるいは数千年の間、我々は命の躍動を感じながら自然のリズムに合わせて生きてきました。森や川や海とともに過ごしてきた時間の方が長いわけです。
 私見ですが、現代社会の問題に触れる度に、“不自然な生活”を送っている人がいかに多いのかということを考えてしまいます。そして、本来のリズムを取り戻す時が来ているのではないかと感じています。

 不自然を自然(natural)に戻すことは意外と単純なのかもしれません。

 それから、その名のとおり、自然体で様々な情報に出会えるこちらのブログはとても参考になります。ナチュラル・ライフのお供としてお勧めです。
 ナチュラル

 写真の解説が最後になりましたが、これは我が家の前に広がる田んぼとその周辺にある紅葉を撮ったものです。美しい期間はほんのわずかしかありません。この後、あっという間に茶色と白のモノトーンの世界に変わります。そして、モノトーンの世界は1年の3分の1に及びます。
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by senang | 2006-11-22 00:41 | 【2】環境との対話
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