間伐 山の手入れと燃料生産
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 我が家の裏山にはヒノキが植林されています。樹齢は25年前後で、少しだけ手入れがされています。家の前の田畑を挟んで向かい側にも山があり、こちらもヒノキ林です。諸々合わせて、山林の面積はざっと2.5ha。
 これらの山を利用させていただき、自給に備えていく予定です。大部分はストーブや風呂の薪として使っていきます。燃料としては火持ちの良い広葉樹がベターなのですが、山にはヒノキしかないため、しっかりと乾燥させて使うことにしました。ここしばらくは、チェーンソーを担いで山に入り、手入れと燃料生産を兼ねた間伐に精を出しています。

 木を伐っても、すぐ燃料にはなりません。伐倒した後、枝をつけたまま放置しておき、水分が抜けるのを待ちます。葉を残すことによって乾燥が早く進み、木も軽くなります。それから枝を切り、玉切り(木を短く伐って丸太状態にすること)の後、山の下まで担ぎ出します。そして、割って乾燥させます。乾燥の期間としてだいたい1年程度が必要です。つまり、今切っている木は、来年の今頃(来年の冬)用の燃料として日の目を見るという段取りです。最短でも2年越しの利用計画を立てなければなりません。
 さらに、伐った箇所をどうするかということも考えながら伐採する必要があります。元々そこに有用木が生えていたのであれば、放置して天然更新によって木々の芽が出ることに頼ることも可能です。一方で、我が家の山のようにヒノキ林であれば、ドングリなどを播いたり植林したりする必要があります。そして、それらが資源として利用可能となるまでには、数十年の月日を要します。

 しばらく暮らしてみれば、生活にどれだけの資源と手間が必要なのかについて、大体の感じはつかめるのかもしれません。しかし、引っ越してきて1ヶ月も経たないうちに、このテーマを明らかにするには長期戦の構えが必要であると考え直しました。
 今何とか生活できているのは、DIYムード満載の家や25年前に植えられた木など、過去の営みやストックがあるからこそ可能であるということを痛感しています。
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by senang | 2006-11-16 12:08 | 【2】エネルギー
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