東京産は?
 先日、東京へ行きました。羽田に着いてモノレールや地下鉄を乗り継ぎ、永田町の会議会場へ行き、夜も更けてから大手町の居酒屋で食事。そして、半蔵門にあるホテルで宿泊。この間、地上に出ることはありませんでした。いやはやモグラのような生活だなぁと実感すると同時に、外に出なくても仕事や生活ができるように移動手段や施設などが整備されていることに驚きました。

 夕食のために立ち寄った居酒屋は、おやじの巣でした。ウナギの寝床のように長い店を奥へと進み、案内されたテーブルにつき、何を食べようかと物色します。お品書きの横には、食材がとれた県の名前が載っていました。酒、魚、肉、野菜、茶豆など、全国からあらゆるものが集まってきているようです。各地の良い食材を揃えていますよということが、この店のセールスポイントだったのかもしれません。

 たくさんの県名が並ぶ中、見あたらなかったのが東京都。東京産の食材がないのです。

 少し前に、拙ブログで首都圏では過疎地域に対して理解を示さないという趣旨の記事を書いたところです。首都圏の人は、自分が日々食べているものがどこから来ているのかということを理解しているのでしょうか?例えば東京の人は、自分のところだけで暮らせと言われたら、生きていけるのでしょうか?居酒屋で目白押し状態になっているおやじさん達は、このようなことを考えながら飲んでいるのでしょうか?
 都会と田舎の連携や交流が必要だという声は多く、その意図は、田舎は生活条件が厳しいから都会に助けてもらいたいという論調で語られることも多くあります。都会で吸い上げた税金を田舎に投入するということに反発する人もいます。しかし、本当に助けられているのは、田舎ではなく都会の方であると言えるのではないでしょうか。
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by senang | 2006-09-29 10:48 | 【1】持続的な生き方
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