なぜ「100年後」なのか?
「人間の方向性」を考える
 「人間の方向性」を考えること。これが「【極楽】 chapter1」の最大の狙いです。そして、そのために判断材料や世界観を提示していきたいと思います。そして、「100年先まで生き残るためにはコレが必要だね」、「100年先に残った人間はこういう社会をつくっているよね」というイメージを多少なりとも描くことができれば成功です。

適度な時間枠の設定
 「人間の方向性」を考えるにあたり、本来ならば宇宙や宇宙の外へ意識を飛ばし、そこから地球や人間を見つめ、行く先を考えてみたいというのが本音です。また、100年後とはいわず1000年先を見越してみたいという気持ちもありますし、そもそも時間的概念を取り払って普遍的な将来を考えたいという気持ちもあります。しかし、今の自分にはそれを十分にガイドする術はなく、あまりに遠大な話をしてもイメージが湧かないどころか、読んでいただく方に混乱を与えるだけなのかもしれません。
 逆に、明日や明後日あたりに着地点を定めても、「何食べようか?」「どのテレビ番組を見ようか?」程度のことしか思いつかないかもしれません。数年後の話をしても、それで人類の方向性を語るには短すぎるでしょう。
 100年後という時間枠を設定したのは、地球規模で物事を考える時、それくらいがちょうど良いのではないかという理由からです。

地球の歴史上、最大のターニングポイント
 現在は、地球が始まって以来のターニングポイントと言ってよいと思います。地表に出現した生物の1つである人間が、地球の資源を掘り、地球を汚し、地球の形を変えながら成長を続けています。果たして、このような状況はいつまで持続可能なのでしょうか?個人的には、そんなに長く続かないと思います。100年?200年?それより早く、地球は「住めない星」になってしまうでしょう。
 この時期に100年後の世界を考えるということは、とても重要なテーマだと思います。そしてそれは、今を生きる人間の責任でもあると考えます。

他人事ではなく自分のこととして考える
 100年先を描くという作業においては、現実との接点を持ち続け、「人間の方向性」もその中で考えていくことが重要であると考えました。それは、今ここにいる自分、子の世代、孫の世代にとって、何が必要で何をすべきかを考えることでもあります。つまり、「人間の方向性=新たな可能性」は、我々が自分自身のこととして何ができるかを考えて行動した先に答えがあると感じています。

 「【極楽】 chapter1」は、そんなきっかけをつくる一助となればいいなぁと考えています。
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by senang | 2006-05-07 23:21 | 【1】100年後
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