宇宙の普遍的ルール 3 人間は矛盾した存在
 人間は、「人間圏」形成後も生態系を持続させるというルールに従って生き、文明を築いてきました。でも、今の人間の行動を見るにつけ、生態系の持続というルールを破りつつあると感じます。
 人口増加に伴い、人口圧の高まりが問題になっています。環境問題、食糧不足、エネルギー不足という言葉が目につくようになりました。昨今の人間の行為は、周辺環境とそこにある生態系の持続を破壊しはじめています。それだけならまだしも、破壊した環境とその生態系を回復不可能な状況にしているケースも出始めました。

 人間は、生物学的には地球由来の生き物であり、その観点においては生態系の持続を守ろうとしています。でも、人間には別の側面もあるのではないか...?資源を食いつぶして自滅していくといった性格も持ち合わせているのではないか...?つまり、2つ以上の相反する性格を内在する矛盾した存在なのではないか...?最近はそう思うようになりました。
 人間にとって、他の地球上の生物と決定的に異なる点があるとすれば、知能がずば抜けて発達したことではなく、文明を築いて社会生活を営んでいることでもなく、自滅のシナリオに沿って生きているという点ではないでしょうか。

 個人的な考え方ですが、自滅のシナリオは、地球のリズムを感じ取ろうとしないために成立したと仮定しています。つまり、地球の維持より種族の維持、種族の維持より国家の維持、国家の維持より地方の維持・・・というように、尊重すべき対象が小さくなっていくこと、すなわち個別化していくことに由来していると思うわけです。
 それは利己的とも言えますが、その動機は強い者や賢い者が生き残るという持続の理論の延長ではなく、別の意図が働いているような気がします。つまり、地球のリズムを感じ取らない・感じ取る必要がない・感じ取ることができないといった状況に加えて、個別化を助長している何かがあるのではないか・・・と。

 人間は、なぜ破滅のシナリオを持ち合わせるようになったのでしょう?さらに、いつからそうなったのでしょう?その由来を解読できた時、未来へ向けた解決策も見えるのではないかと思います。
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by senang | 2006-01-15 23:10 | 【0】センシブルワールド
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