NEET, NEET, NEET
 「ニートサポートナビ」によると、NEET(Not in Employment, Education or Training)は「職に就いていず、学校機関に所属もしていず、そして就労に向けた具体的な動きをしていない」若者を指すとのことで、日本のNEETは68万人だとか。
 また、NEETは4つの類型化ができるということで、次のような紹介がありました(労働政策研究・研修機構副統括研究員小杉礼子氏による)。

  1.ヤンキー型
     反社会的で享楽的。「今が楽しければいい」というタイプ
  2.ひきこもり型
     社会との関係を築けず、こもってしまうタイプ
  3.立ちすくみ型
     就職を前に考え込んでしまい、行き詰ってしまうタイプ
  4.つまずき型
     いったんは就職したものの早々に辞め、自信を喪失したタイプ

 ぶっちゃけて言えば、社会に適合できない人(若者に限定されるのかどうかわかりません)が70万人近くいるということです。
 今やNEETは社会的に認知されている(というより、その存在が周知されている)ところですが、このような定義と類型化だけで片づけてしまってはいけないような気がしています。なぜなら、問題の根源は社会の方にあるということも考えられるからです。NEETに対する支援も大事ですが、それと同等に、またはそれ以上に、社会のあり方についても考えるべきでしょう。

 70万人近くもの若者が適合できない社会とは一体何なのでしょう?また、そんな社会は不完全であるという指摘もできるのではないでしょうか。そのような点の検証は、NEETに可能性があるのかもしれません。
 上記の「職に就いていず、学校機関に所属もしていず、そして就労に向けた具体的な動きをしていない」ということを少しズームアウトして考えてみましょう。それは、「競争に明け暮れる職には就きたくなく、生きる力や考える力を奪うような学校機関へは行きたくもなく、だからこそ就労という現代社会の義務を果たす気にもなれない」ということに他ならないのではないのかなぁと思います。

 NEETの中には、怠惰の象徴のような人がいることは否定できないでしょう。でも、アンチ現代社会の表れであるという見方は否定できないと思います。
 今、NEETは現代社会にとって脅威なのかどうかわかりません。現代社会にとって脅威となり得るとすれば、「社会適合できない」NEETの進化型として、「社会適合したくない」層が現れ、市民権を得ることだと思います。
 もしかしたら、能動的なNEETが現れる時代が来るのかも。同じ反社会であっても、ヒッピーとパンクスでは大違いだったように・・・。僕は、そんな時代の訪れに、少なからず期待しています。

 「地球寄生人」。地球という観点からすれば、有害なのはNEETではなく社会の方だって考え方もあり得るワケです。
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by senang | 2006-01-14 23:45 | 【0】センシブルワールド
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