1984
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 雲の上にはもう1つの世界があります。
 そこの住人は高速で飛び回っていてとてもパワフルです。
 彼らは獣や竜のような顔をしていて、例えるなら屏風絵の風神・雷神のようです。
 夜明け頃から太陽が昇るまでが彼らの時間です。
 雲の上に住んでいるので、地上からは見えません。

 中学生の頃、突如そんなことを思いました。そして、少しでも彼らに近づこうとして山に登ったり、夜が明けきらないうちに自転車を飛ばして朝焼けを見に行ったりしました。
 何にとりつかれたのかわかりませんが、妙な神聖さを伴った空想をする引き金となったは、VAN HALEN の「1984」でした。歌詞はともかく(ほとんど意味不明なので...)、声、ギター、ドラム、ベース、シンセの絡み方が絶妙です。そして、アルバム全9曲が順にストーリーを描いていたりします。勿論、これはとても個人的な感覚なのは言うまでもありません。聞く人によっては、全然違った印象を受けるでしょう。
 昨日から無性に「1984」が聞きたくなり、先ほど古いレコードを取り出してきて大音量でかけたところです。このアルバムを聞くと、今でもちょっとした瞑想状態に入ってしまいます。音による刷り込み現象とでもいうべきもので、中学時代の空想の残像が呼び起こされるのかもしれません。
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by senang | 2006-01-07 21:08 | 【0】センシブルワールド
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