雪原の足跡
e0052074_0255284.jpg

 今、遅ればせながら年賀状を作成しています。じっくりと時間をかけてデザインを考えることもなく、また、時間をかけたからといって良いデザインができるわけでもなく、結局はありがちな犬の足跡をモチーフにしたものに落ち着きました。それで、犬の足跡ってどんなのだったっけ?と、思い出してはみるのですが、なかなか釈然としません。絵に描いてみると、クマのようであったり、イタチのようであったり、はたまたタヌキと区別がつかなかったり。

 話は変わって、最近は雪原にいくつもの足跡がついています。一番わかりやすのがウサギ。ケン・ケン・パー、または、ケン・パーというような感じです。足跡を見て思ったのは、ウサギの後ろ足はとてもよく開き、ガッシリと雪や土を掻くことができるようになっています。きっと、ジャンプ力も凄いんだろうなぁと想像できます。
 それから、タヌキ。左右交互に点々と続いています。真上からよく見ると、足跡はかなり丸っこいです。そういえば先日、知り合いがタヌキも木登りをすると言っていましたが、こんな足で本当に木に登るのか、ますます疑わしくなりました。
 ネズミ(上の写真)。小さくてチョンチョンと跳ねるように、軽く雪に跡を残しています。足と足の間にしっぽを引きずった線がついていることもあり愛らしいです。足跡をたどっていくと、雪の中に続くトンネルにたどり着きました。冬は単調な純白の世界かと思いきや、ネズミは雪の下で縦横無尽に移動しているのかもしれません。
 その他、鳥の足跡もたくさんありました。大方はスズメかセキレイです。

 足跡から様々なことがわかります。動物の種類は勿論、その個体がどういう状態にあり、何をしようとしていたのか。また、雪の溶け具合やしまり具合から、そこを通った時間も想像することができます。

 「自分が生きた証(足跡)を残したい」という言葉をよく耳にしますが、敢えて残そうとしなくても、世の中には足跡なんて結構ついているものかもしれません。そして、後世に誰かが自分の足跡を見つけ、「あぁ、こいつはこんな生活をしてこんな仕事をしていたんだなぁ」と解読してくれるでしょう。
 もっともそれは、「足がつく」という例えもあるように、良いことも悪いことも含めてということになりますが・・・
[PR]
by senang | 2005-12-31 00:26 | 【0】センシブルワールド
<< 里山から日本の価値観を変える センシブルクイズ 6 >>