お聞かせできないのが残念です
 さっき風呂に入っていた時、どこからともなく歌が聞こえてきました。インドから中東にかけての民族音楽に似た、郷愁を誘う独特のメロディを女性の声が奏でています。旋律は単調ですが、抑揚が複雑です。声が太くて歌い方がしっかりしています。詞はあるようですが、よく聞き取れません。というより、日本語ではなかったような気がします。
 そのメロディに耳を傾けていると、映像が頭の中に広がっていきました。夕方から宵の口にかけての時間帯で、半野外で火を焚いている光景です。周囲の壁や柱には、火のオレンジの明かりと漆黒の影のコントラストが映っています。

 メロディの発信源ははっきりしませんが、とにかく近くから聞こえていたのです。風呂場の窓の外?または別の部屋にあるテレビ?しかし、こんな夜中に誰かが歌を歌っていたわけではなく、テレビをつけていたわけでもありません。とすると、ただ僕の頭の中だけで鳴っていただけということも考えられます。これまでに聞いた音や旋律を元に、脳が自動で音楽を組み立てていて、あたかもそれが外部から聞こえるように錯覚していただけなのかもしれません。それにしても、実際に聞いているよりもハッキリとした錯覚ってあり得るのでしょうか?

 では、なぜそんなことが起こったのか?その意味は何なのか?今はそのことを集中して考えています。
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by senang | 2005-12-01 01:21 | 【0】センシブルワールド
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