畑の攻防戦
 我が家は宿舎住まいなのですが、裏庭は誰も管理していないので、勝手に耕して畑にしています。作業をしているのは専ら妻で、毎年、キュウリ、ミニトマト、トウモロコシ、ナス、茶マメ、ニラなどを栽培しています。前に住んでいた方が植えたであろうアスパラも野生化しているので、必要な時に必要なだけ拝借しています。野生化といえば、ついこの前、庭(じゃなくて畑)の隅で野生化したイチゴも発見しました。
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 それで、収穫の時期になると、我が家と野生との間で火花が飛び散ります。写真がその宿敵。トウモロコシを狙ってやってきます。彼らは最も美味しく実る日がわかるんですね。いつも収穫のジャストタイミングで倒されてかじられてしまいます。そのタイミングの良さはセンシブルの極みで、野生にはかなわないことを痛感します。数年前、朝起きたら食べ頃のトウモロコシが倒されていたことがありました。前日に「明日が食べ頃だね!」と喜んでいた息子は、起きて窓を開けて畑をみた途端、言葉もなく立ちつくしていました。ま、これも良い経験です。
 というわけで、初夏の夜は熾烈な戦いが繰り広げられます。屋内の音を極力小さくして過ごし、外で少しでも物音がしたらスクランブル発進。窓を開けてベランダに飛び出し、サーチライト(懐中電灯)を回して侵入者を捕捉します。そして、敵が確認できたら追い払うというミッションを夜の間中繰り返すわけです。しかし、この攻防は夜が明けるまで厳戒態勢をしかなければ意味がないため、寝不足との戦いを強いられます。
 今年は少し妥協点を探りました。まず、収穫のタイミングを日単位で量ります。そして、ちょっともったいないのですが、1日前に収穫します。倒される前に採るというわけです。そして、うまく育たなかった実や時季外れの実は、タヌキにあげることにしました。
 元々、草むらの中にあるような我が家の畑。しかも、農薬も肥料も撒かない、放ったらかし農法。囲い込んで野生と隔離しようという方が無茶というもの。これからも「ほどほど」に徹し、共存関係を探っていこうと考えています。
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by senang | 2005-11-20 22:53 | 【0】センシブルワールド
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